沿革と理念

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沿革

昭和50年代の創立者

 創立者西川茂は、東京弁護士会に所属し、同会の故中野義定先生の最後の弟子であった故杉本良三先生に師事し、1967年に独立して今日に至りました。中野義定先生は大正初期に弁護士として開業し、事務所を銀座に置き、主に企業問題を取り扱ってきました。同先生に師事した杉本良三先生も同じく銀座で執務してきました。当事務所も、銀座でその流れを汲んでいます。

故中野義定先生

また、当事務所は企業問題のみならず、過去には特許事件や労働事件も取り扱い、刑事事件も手がけて無罪判決を得たこともあります。受けた判決のうち、20件以上は法律雑誌に登載されました。

 

 

理念

旧東京弁護士会館 弁護士制度は近代国家幕開けの明治5年に代言人として制定された当時から、民主国家における民権擁護という重大な職責を担い、その使命は今日も変わりませ ん。他方、社会において求められる弁護士の具体的なサービスは、情報化、国際化によって刻々と変化し、ますます法律および社会の事象に、深遠な理解と洞察が求められています。

 当事務所は,今日まで誰からの相談でも何処からの依頼でも、その信頼と期待に応えるように全力を尽くしてまいりました。それは上記のような民主国家における弁護士の普遍的使命を自覚し、現代社会の変化に柔軟かつ迅速に対応できるよう日々の研鑽に励んできた成果でもあり、その姿勢を理念として今後も守り続けます。